コンタクトレンズ知らない間に大事な目が傷ついている
コンタクトレンズは価格も種類も豊富なバリエーションがあり、インターネットでも購入することが出来るため、近年、とても身近な存在となりました。
眼鏡を装着している際の煩わしさがない一方で、角膜に直接レンズを乗せて使うため、使う度に角膜に負担をかけています。
角膜はとてもデリケートなのです。
以下にコンタクトレンズによる目のトラブルを紹介します。
◆角膜ビラン
角膜とは、簡単にいえば黒目の部分を指します。
0.5ミリほどの厚さで、角膜実質という部分を上皮と内皮ではさんでいます。
上皮は涙で覆われていて、その上にコンタクトレンズが乗ることになります。
角膜ビランとは、上皮細胞だけが剥がれてしまうトラブルのことです。
代表的な症状としては以下のものがあります。
・コンタクトレンズ挿入時の痛み
・装着時のゴロゴロ感
・充血
・視界のぼやけ
ただし、ソフトコンタクトレンズを使用している場合は、角膜ビランの状態でもレンズが傷をカバーすることで痛みを感じにくくなるのです。
その結果、自覚症状がないまま知らぬ間に症状を悪化させ、角膜実質まで進行して潰瘍などを引き起こし、更に悪化すると失明することもあります。
しかしこの上皮細胞は、通常2週間程で再生するため、コンタクトレンズをはずして点眼などの治療をすれば治るため安心してください。
◆内皮細胞の減少
内皮細胞には神経がありません。
そのため、ゴミが入って傷がついても自覚症状がなく、また再生能力もありません。
元来、人は3千から4千個の内皮細胞をもって生まれるといわれていますが、年齢とともに細胞は減少していきます。
コンタクトレンズをしていると、その減少に拍車がかかります。
内皮細胞が減少することで、少ない細胞で同じ面積を埋めようとするために歪な形に変形してしまいます。
これがやがては失明につながることもあるのです。
自覚症状はありません。
このように、コンタクトレンズは眼鏡に比べると生活もしやすくとても便利なものです。
しかし、上記のように知らぬ間に目のトラブルを起こしかねません。
コンタクトの度数を知っているからといって安易にインターネットで購入せずに、3ヶ月に1度は眼科医に診てもらいましょう。
また、目の洗浄液で予防もしていきましょう。
大切な目を大事にして、快適な生活を送りましょう。