目が疲れる?もしかしたらドライアイかもしれませんよ
ドライアイとは、涙の量の減少や質の低下することによって眼の表面に障害を生じる疾患です。
涙が足りないと目の表面を潤す力や角膜・結膜の細胞に栄養を供給する力が低下するため、眼は乾き傷つきやすい状態となり、眼の表面に無数の傷がついている場合もあります。
現在、日本では約800万人もの患者がいると言われています。
◆ドライアイの起こりやすい人
・年齢
年齢とともに涙の分泌量や質が低下します。
・性別
一般的に女性の方がドライアイになりやすいと言われます。
・モニター等の使用
パソコンなどを長時間使用することで、ドライアイ症状が起こりやすくなります。
・乾燥
空気が乾燥している場合、ドライアイが悪化する場合があります。そのため、エアコンの吹き出し口に当たるところも要注意です。
・コンタクトレンズ
コンタクトレンズの中でも、特にソフトコンタクトレンズを使用している人は特にドライアイになりやすいようです。
・喫煙
たばこの煙によって涙の質が悪くなるため、ドライアイになりやすくなります。
・内服薬
血圧を下げる薬や精神疾患薬などの薬は、涙の分泌量を減少させ、ドライアイになりやすくなります。
◆症状
慢性的な目の不快感を生じます。
目の乾燥感や異物感、痛み、まぶしさ、目の疲れなど、多彩な症状があります。
重症化すると視力の低下も起こります。
◆治療法
・点眼薬
症状が軽い場合は、目に潤いを与える点眼薬で緩和させることができます。
人工涙液やヒアルロン酸製剤などが使用されます。
・環境の改善
長時間のパソコン作業や運転は、集中により瞬きの回数が減ります。
そのため、ドライアイ症状を悪化させます。
適度な休みを取ること等、悪化環境を改善する必要があります。
また、涙の状態を悪くさせる内服薬やコンタクトレンズ装用等を減らすことも改善手段の一つです。
・その他
空気が乾燥しないように加湿器を用いたり、エアコンの設定を変えることも有効です。
ほとんどの人が目の不快を感じながらも眼科医には行かずに、目薬だけで対処しているのが現実です。
ドライアイは重症化すると失明の危険性もありますので、眼科医に相談しましょう。